こんにちは、岸部です!
今号から「週1配信(毎週金曜日)」が始まります。
前回の第1号は情報量がメタボ気味だったので、今回はスマートな姿をお見せしたいと思っています。
とか言いつつ、何を思ったか新しいコーナーを設けてしまいました。(えっ……)
ちょっと嫌な予感がしていますが、張り切っていきましょう。
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こちらはボツ寸前のところから、なんとか踏みとどまった作品。くるくる回転させながら眺めていたら、この向きなら悪くないかもって思うようになりました。
「ボツ」といっても自分の場合は、そのまま捨てることはせずに形を変えて活かすことが多いです。そもそも「完全な失敗作」みたいなものがほぼありません。この作品でいうと、当初は3つか4つに切り分けて、コラージュ素材として活用しようと思っていました。
隅から隅まで気に入らない作品って、ほとんどないんです。なので、良い部分は必ず残して活用しています。
静けさがあって気に入っている作品。こんな感じの色、けっこう好きなんですよね。もともと原色系が苦手なタイプなんですけど、歳を取るにつれて拍車がかかっているような気がします。
とか言って、60歳くらいになったら派手派手になったりして。それはそれで、おもしろいので楽しみです。こればっかりは、“神のみぞ知る”ところであります。
絵の中に所々、絵の具が塗られていない箇所があります。実はこれ、意図したものではないんです。水の流れによって、勝手に出現しました。乾く前にちょっと手を加えれば、全体を綺麗に塗ることもできたんですけど、そのままほっといてみました。
ぼくは「偶然性」がとても好きなので、自分が予期していない現象をできるだけ大切に汲み取るようにしています。自分の作品を通して、思いがけない発見や驚きみたいなものを求めているのかもしれません。
記念すべき「第1号」の配信を終えたあと、note上で一人反省会を開きました。これから長く配信を続けていくために、読者だけでなく自分も楽しめる&無理なく運営できる仕組みを整えていきたいと思っています。
こちらの記事は、Google Geminiとnoteが共同開催したコンテスト「#AIとやってみた」への応募作品です。コンテストのテーマは、Googleが提供するAIを使ってみた体験談。
ぼくが育てているAIクローンとともに、コンテストのグランプリ受賞を目指した過程を記事にしてみました。
「ニュースレターは性に合っているかもしれない」と思った理由を綴っています。それとともに、お互いのためにも「購読解除」をためらわないでね!っていうような話も書いています。
「自然を嗜むひと」とは
自然を深く味わい、心から楽しむためのプロジェクトです。グッとくる自然の造形美を発見・蒐集し、そこで得た感動や気づきを写真と文章で丁寧に記録します。
只今、自然探訪活動は夏季休業中です。9月いっぱいくらいまではお休みの予定なので、その間に事務的なあれこれをがっつりとやりたいと思っています。
この夏のメインは、これまで(これから)の活動記録を体系的にまとめられるサイトの制作です。今はnoteのマガジンを活用して自然探訪記をまとめているのですが、そろそろお引っ越しを考えています。
まったく更新していない他ジャンルのサイトが1つ余っているので、それを使ってリニューアルする予定です。
本当はスーパーイケてるサイトを作りたいけど、もちろんそんなスキルは持ち合わせておりません。なので、最低限の見栄えを確保しつつ、新シーズンまでに公開できるようにがんばります。
今号からの新コーナーとして、ぼくが日常の中で出会ったグッとくるクリエイティブを紹介したいと思います。アートや音楽、映画、写真、エッセイ、ダンス、ファッション、CM、キャッチコピーなどなど、ジャンルを問わずインスピレーションを刺激された作品をピックアップして取り上げます。
今回紹介するのは、エンジニア転職サービス「Findy (ファインディ)」のテレビCMです。
出典:「つくる人が、世界を面白くする。」篇30秒|Findy(ファインディ)
とりあえず、音ありで見てみてください。30秒です。👆
ドラゴンボール世代として、これにはグッときてしまいました。今でこそワンピース一途なぼくですが、初めて漫画をしっかり読み始めたのはドラゴンボールです。
このCM、「ブルマ」を主役として起用したところがいいですよね。ブルマって脇役ではあるけれど、彼女がいなければ「ドラゴンボール」という物語自体が生まれていないほどの重要人物です。
キャッチコピー(CM)
その物語は、ひとつの発明から始まった。
いつだって、つくる人が世界を面白くする。
だから、エンジニアたちよ
つくろうぜ。
キャッチコピー(特設サイト)
つくろうぜ。
AIがコードを書く時代?
人の創造性が問われる時代?
それって…、とってもワクワクしませんか。
いっそAIだって仲間にしてみよう。
一緒になって世界を変えてしまおう。
社会の課題もズバッと解決しよう。
「つくる」って本当は、
手段も、方法もぜんぶ自由なはず。
きっと、こんなに「つくる」ことが楽しい時代もない。
だからこそ、Findyはソフトウェアエンジニアをはじめ、
開発・設計・プロダクトに関わるすべての“つくる人”に寄り添いたい。
さぁ、つくろうぜ。
ぼくはエンジニアではないけれど、曲がりなりにも「つくる人」ではあるので、このシンプルで力強いキャッチコピーには背中を押されます。
キャッチコピーの冒頭、「その物語は、ひとつの発明から始まった。」とあります。この発明とは、ブルマが開発したドラゴンボール探知機「ドラゴンレーダー」のことです。
ドラゴンボールという漫画は、ドラゴンレーダーを使ってドラゴンボールを探すところから始まっています。なので、ドラゴンレーダーを開発したブルマがいなかったら物語が始まらない。
それを踏まえると、「Findy (ファインディ)」というエンジニア転職サービスのCMキャラクターとして、“天才発明家”であるブルマの配役って最高にバッチリですよね。
ファインディ株式会社 代表取締役 山田裕一朗
今、AIは私たちの働き方や社会の在り方を根本から変えようとしています。コードを書くことに時間を割いていた時代から、これからは「AIを使って何を創るか」「社会にどう価値を届けるか」が問われる時代に入っています。
私たちファインディは、そんな時代に生きるエンジニアの皆さんとともに、未来を切り拓くパートナーでありたいと考えています。技術の進化が個人の可能性を奪うのではなく、“より自由に創れる時代”の扉を開くものであってほしい。その願いを、本CMに込めました。
このCMのために、澤井さんという方が新たに全作画を制作したそうです。イラストのタッチ、とってもいいですよね。
こちらのCM、全作画と演出処理を担当しました!
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swdb @swdb_
撮影は和田さん、美術は葛西さん、色彩は西村さんとDAIMAで関わってた方々で、細かい要望にも丁寧に応えていただきました。
色々こだわったので、ぜひ何度も観ていただけたら嬉しいです。 https://t.co/9wloXlK1MFpic.twitter.com/zWQRGpsGkd— swdb (@swdb_) July 3, 2025
そしてそして、なんといっても音楽がとても良い。
INNOSENT in FORMALというバンド(2017年に解散)の「愛じゃ崇ワナ feat. チプルソ」という曲が使われています。
キッチンで晩御飯の支度をしているときに、たまたまテレビからこの曲が流れてきて「おっ」と思いました。それで画面を見てみたらブルマとミスター・ポポがいて、「おおっ!」ってなったのを覚えています。きっかけは「音楽」でした。
CMに限らずですが、音楽の力は本当に大きい。総合芸術の代表格である映画にしても、音楽の重要性は言わずもがなですよね。
「エンジニア×ドラゴンボール」に、この曲を組み合わせたセンス。なんというか、勝手に一本取られた感じがしています。悔しいです。(笑)
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
なんか、結局長くなっちゃった気がしないでもないんですが、どうでしたかね。前回と比べて、外部へ飛んでもらうようなリンクはだいぶ減らせたと思います。
そして、新しく追加してみたコーナー「今週のインスピレーション」の感想も聞いてみたい。個人的には書いててとても楽しかったので、毎週あるかどうかは別にしても続けたいと思っています。
前回までは自分のことばかり書いていましたが、こうして他の方の素晴らしい創作物も紹介することで、より幅広い視点をお届けできればと思っています。書くことで、自分自身も新たな学びや気づきを得られそうです。
そしてあわよくば、「ぼくの好き」が「読者さんの好き」につながったら、最高に嬉しいことだなぁ、なんて思っています。
それでは、また来週の金曜日にお会いしましょう!👋
追伸
ちなみに、ニュースレターで紹介しているアート作品は基本的に販売可能です。もし、作品の購入に興味がありましたら、お気軽にご連絡ください。サイズや価格などの詳細をお知らせいたします。
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